たのもしくなっていく

息子と公園で遊んでいると、花を摘んでくれることがある。

「赤いのはアカツメグサな」と、教えてくれた。

41年生きているけれど、シロツメグサ以外に、アカツメグサがあることをはじめて知った。


公園遊びの中で、これまでできなかった遊具で遊べるようになることがある。

棒をつたって降りてこられるようになったり。

ちょっと前には、ずっと怖がっていた網の遊具を一人で最後まで上れるようになった。


よく行く公園では、遊び方の変化にたくさんの成長を感じることができる。

0歳から保育園に通っている息子。

「たんぽぽぐみ」からはじまり、今年の春であっという間に5つ目のクラス「ゆりぐみ」になった。
幼稚園でいう年中組さんだ。

2年後に小学生だなんて‥成長のはやさに驚くばかり。

よく街の中で、一人歩いて下校する小学一年っぽい子の姿を見るけれど、
あと2年後に一人で街を歩く息子の姿を想像することができず‥パパはちょっとビビっている。

公園の遊具だって、そばについていないとハラハラしていたものが、
今ではすっかり安心して見られるようになったように。

息子の成長とともに、子離れもできていくものかなとも思っている。


保育園で梅ジュースを作っていることを教えてくれた。
うちでもやってみよう!と、我が家でも作ってみることに。

花の名前といい、梅ジュースの作り方といい、ぼくが知らなかったことを教えてくれることが増えたな。

梅ジュース作りでは、南高梅よりも青梅の方がヘソ取りがしやすいこと。
梅、氷砂糖、梅、氷砂糖と順番に重ねて瓶につめることなど、得意げに教えてくれた。

毎日瓶を傾けたりして涼しい場所で管理。
息子の教えと、妻がネットで調べた情報が掛け合わさり。
作り始めて1ヶ月ほど経ち、完成した梅ジュースがこちら!

息子と作ったものだからか、梅ジュースってこんなにおいしかったのかとびっくり。

水で割ったり、炭酸水で割ったり。
あっという間になくなりそうだ。

炭酸水に興味を持ち出して、顔をゆがめながら「おいしい!」と飲む息子の姿もおもしろい。

息子が教えてくれてできた梅ジュース。
素敵な思い出の味になりそうだ。

毎年この時期に梅ジュースをつくることを我が家の恒例行事にしたいと思う。

もうすぐ5歳になる息子。

たくさんたのもしい姿を見せてくれるようになった。

色々なことに興味を持って吸収していく。

そんな息子が教えてくれることを、ぼくもそばで楽しんでいきたい。



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