4歳のクリスマス

これは、保育園で作ってきたクリスマスツリー。

絵の具をつけたビー玉を転がして模様をつけたのだと教えてくれた。

なんておもしろそうな絵の描き方!!
ただそんな豪快な絵の具の使い方‥
「それいいね!家でもやってみよう!」とは、ならず‥。

保育園では、いつも家ではできない体験をさせてもらっている。

もう、本当に本当に心からありがたい。

クリスマスイブの日、ぼくが用事をしていると「サンタさんに書いた」と言って持ってきた、サンタさんへの手紙。

去年はお母さんと一緒に書いて、ツリーに飾っていたっけ。

今年は、自分で思い立って、折り紙の裏に一人で書いていた。

「さんたさん ぷれぜんと くださいね」

なんともストレートなメッセージが愛らしい。

ハートがいっぱいで、ワクワクしている気持ちが伝わってくる。



「サンタさん来てくれるから今日は早く寝よう!」

自分が子どもの頃、サンタさんが来るのが嬉しくてソワソワして眠れなかった記憶があるものだから、クリスマスイブの日はそんな声かけをたくさんした。

翌日のクリスマスの朝、プレゼントを開ける息子の様子を動画に撮りたくて、いつもよりも早めにアラームをかける。


朝にめっきり強い息子と、朝にめっぽう弱いパパ。

息子の隣で眠っているぼくは、ソワソワして夜中に何度も起きたけれど、、

朝には、なんとか息子よりも早く起きて、カメラを構えて「おはよう」と声をかけることに成功した。

息子は嬉しい気持ちになると舌が出る。

プレゼントを見つけ、喜びが溢れ出すように、わぁ!はぁ!きゃぁ!とはしゃぐ。

ずっとほしかったポケモンのクレーンゲームだ。

サンタさんからの手紙はさておき、プレゼントに夢中になる息子。
「手紙読んでみたら?」とぼくが促すと、

「字、めっちゃ多いからイヤや」とクレーム。笑

ぼくが子どもの頃、サンタさんの手紙も嬉しかったのだけれどなぁ‥。



さっそくクレーンを操作して、ポケモンをゲットする息子。
何回も何回もくり返し遊ぶ、すごい集中力。

今年のクリスマスは日曜だったから、子どもにとっては最高のクリスマスだっただろうな。

おもちゃから流れる音楽が耳にこびりつくほど遊んだ。

この時期あるあるかもしれないけれど、
お正月にはこれで親戚と遊ぶ計画を立てている。

クリスマスの翌日、ツリーを片付けた。

手際よく、丁寧に飾りを外していく。
ぼくにとっては面倒くさい片付けも、息子はなんだか楽しそうだ。


クリスマスが終わってからも、息子がたびたびたずねてくる。

「サンタさん、どうやってお家に入ってきたんやろうなぁ」と。

ぼくは子どもの頃、サンタさんは窓をすり抜けてやってくると信じていたっけ。

これはこどもの数だけ正解がある問いだ。


「こっちの窓から入ってきたとしたら、プレゼントはこの場所に置くはずなんだけど、
この場所じゃなくて、こっちにあったってことは、あっちの方向から来たのかな」と。

プレゼントが置いてあった位置から、どこから入ってきたかを推理している。

なんとも、シャーロックな息子。

来年は、なんか仕掛けをしたり、ウソ寝をしたりして調べそうな勢いだ。笑




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