でんでんむしちがい

息子がどんどん言葉を話すようになり、我が家のアレクサを使いこなしている。

例えば親が「あ、サランラップないわ、、買わんとあかんな」とつぶやくと。

それを聞いていた息子が「アレクサ、かいものリストにサランラップをついかして」とアレクサに言ってくれる。

一年前は息子の発音が「アレチュサ」だったからか、名前を呼ばれても聞き取れず反応しなかったアレクサ。
最近は完璧に反応するようになった。

たまにヘラヘラ笑いながらふざけて、自分のほしいものを買い物リストに追加する息子の姿が微笑ましい。

最近「アレクサ、〇〇のうたかけて」と、我が家のBGMを息子が選曲することが増えた。

ビックリしたのが、アレクサの「(有料プラン)に加入しますか」の問いかけに「はい」と答えた息子。
え?今のやりとりって‥、と思い調べてみると、加入していたことがあった。

便利なもので、会話の流れで簡単に有料プランの契約ができるらしい。

小さな子とアレクサを持つお家の皆さん、注意しましょう!
(音声で契約ができないようにする設定があったので、うちはすぐに切り替えました)

最近息子が選曲するのは、だいたい保育園で歌っている歌だ。

保育園で、お友達や先生と歌った童謡が楽しくて、自宅でもアレクサの音に合わせて歌を披露してくれる。

先日、息子が「アレクサ、でんでんむしのうたかけて」と言った。

その言葉にしっかり反応したアレクサ。

可愛い子どもの声による「でんでんむしのうたかけて」のリクエストに対して、
アレクサがチョイスした曲が、なんと長渕剛のでんでん虫だった。

イントロが流れ出して、もうそれだけでぼくは笑いをこらえていた。

あきらかに違う曲なのに30秒ほどイントロをじっくり聴く息子。

その光景でもう十分おかしかったのだけれど‥

「しょうっ!とはぅぷぅを〜くるりとぉ〜よじりぃぃぃ〜♫」
独特な長渕節の歌い出しで、ハッとした表情になりやっと違うと確信した息子。

「アレクサ、ふつうのでんでんむしかけて」と冷静に伝えるからぼくは吹き出してしまった。

そして、アレクサなりの普通が長渕だったのだから、普通のでんでんむしは長渕なんじゃないの?‥と思っていたら。

ちゃんと息子の求める童謡が流れてきて「これこれー!」とごきげんな息子。

最初から普通のチョイスをしてよアレクサ!
と、ぼくは心の中でツッコミながら楽しんでいた。

アレクサと、もうすぐ4歳になる息子との可愛いやりとりだったな。



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