思い出の一枚

ぼくにとっての〝思い出の一枚〟は、息子のはじめての運動会の写真だ。


息子は0歳から保育園に通っている。

当時、人見知りもあり親にべったりな息子が、親と離れて過ごすなんて大丈夫だろうか‥と思っていた。
また、早くから保育園に通わせることに、どこか申し訳なさを感じていた。

だから入園当初にあった、子どものための慣らし保育では、親としても少しずつ慣らさせてもらった。

本当ありがたいことに、先生方のおかげで息子はすぐに慣れ、申し訳ないなんて思わなくなっていった。


この写真を見ていると、息子の成長を感じる。
親としての歩みも振り返ることができる。

入園した春には腰の座っていなかった子が、秋にはこうして一人で歩けるなんて。
子どもの成長は驚きの連続だ。





大好きな先生に抱っこしてもらい安心した様子で登場した子どもたち。
スタート地点に立ったとき、ゴールで待つ親を見つけて泣いたのは、
自分でも気づかないくらい、ほんの少し張り詰めていた緊張の糸がほぐれたからかもしれない。



息子のはじめての運動会には、他にも少しのエピソードがある。

実は、台風の影響で開催日が一度延期となってしまったのだ。

延期が仕方なくも残念だったのは、延期日の開催となると、自分が見に行けないことが分かっていたから。
JERRYBEANSの講演ライブと重なっていたからだ。


延期が決まったとき、残念だな‥と諦めそうになっていた。

ただ、完全に望みを捨ててはいなかったのは、
なんと運動会の会場とライブ会場がお隣りさんだったからだ!!

まさかそんなことある?なんだけれど‥、ほんと奇跡だった!!

本番時間と重ならなければ、ちょっとだけでも見られるかもしれない。

ということで、少しの時間なら運動会の方に行けることとなり、
当日、講演ライブの準備をしている中、息子のかけっこの時間に合わせて妻が進捗状況をLINEで知らせてくれ、見に行くことができた。

この写真から、あのときの色々な思いがよみがえる。
本当に行けてよかった‥の気持ちも重なり、自分にとって本当に幸せな〝思い出の一枚〟だ。


あれからも、毎年運動会は楽しみにしている。
自分が子どもの頃、運動会って競い合うイベントだと思っていた。
でも、親になってからの見方がガラッと変わり、運動会って発表会なんだと思うようになった。
ダンスの演目に感動するようになり、親の知らないところで積み重ねた練習を想像していつもうるうるしている。

メンバーにスタッフ、あのときは抜けさせてくれてありがとう。
おかげで、心に留めておきたい幸せな思い出を作ることができました。



「#ジェリービーンズ能登応援企画」では、皆さんの写真〝思い出の一枚〟を募集しています。
SNSのXとInstagramにて「#ジェリービーンズ能登応援企画」とタグ付けをし、被災地への応援メッセージをそえて投稿してください。
(※Facebookでも受け付けることとなりました)

JERRYBEANSの新曲のMVを作ります。
ぼくらの思いに共感してくださる皆さんと一緒に、新曲を完成させたいと思っています。

2月10日(2024年)までの募集です。よろしくお願いします。



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