かけちがい

「かけちがい」というと、シャツを着る際のボタンのかけちがいがメジャーだろう。
これもまぁよくあるのだけれど、我が家でしょっちゅうおこるちょっと変わった〝かけちがい〟がある。

息子とのお風呂の時間。
シャワーをしているときにおこるかけちがいだ。

息子の洗顔は本当に一瞬泡をつける程度。
鼻に泡が入るのを恐れて、つけたらすぐに流したいようだ。

そのため、顔に泡をつけたらすぐに「かけて!かけて!」と、慌てて言う。

そのたびに、ぼくがすぐにシャワーのお湯を顔にかけるのだけれど「かけて!」の意味が「シャワーをホルダーにかけて」だから、いつもブチギレられる。笑

それが我が家のトップオブかけちがいだ。

このやりとりは、何度もくりかえしているのだからぼくも学習すべき。
もうそれは本当に重々承知なのだけれど。

泡だらけの顔で「かけて!かけて!」と言われると、
持っているシャワーを顔に向けてしまうのはこれはもう条件反射だ。

泡だらけの顔であっても冷静に「シャワーをホルダーにかけて!」と言われたら、もちろんこちら側も冷静に、手にしているシャワーをホルダーにかけるだろう。

しかし泡だらけの顔で慌てて「かけて!かけて!」と言われたらどうだ。
早く泡を流したい人に対して、持っているシャワーを顔にかけてやると一瞬で解決するにも関わらず、
冷静にシャワーホルダーにセットするという真逆の動きをするというのは想像以上に難しい。

後出しじゃんけんでわざと負けるのがむずかしいのと同じだ。

‥と、自分の肩を持ってみたものの、

毎回かけちがってばかりもいられないので、
いい加減かけちがわないようにしたいとは思っている。



息子が、ホルダーに固定されたシャワーで、自分の膝の動きで上下左右にコントロールして泡を流す姿がめちゃくちゃ笑えるんですよね。
一生懸命なところが最高に可愛くておもしろい。

息子との思い出をたくさん写真や動画に残したくていつもよくカメラを持ち歩くのですが、
お風呂って濡れるし裸だし撮影するのむずかしいですよね。

こうして書いて、楽しい思い出として残していこうと思います。

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