八田典之/JERRYBEANS

不登校の経験から

自信がないことの良さもある

自信を持つことは大切ですよね。なにかに挑戦するとき、確実に前にすすむ力になります。 ぼくは、これまでの活動の中で色々な挑戦をしてきました。そう言うと、自信がある人だと思われるかもしれません。でも、ぼくはいまだに自信を持てないでいます。 やり...
エッセイ

親が子にできること

数分過ごすだけで、なんであんなにぽんぽんとアイデアが生まれてくるのだろう。100円ショップってやつは。「あ、この入れ物だったらチャックもついてるし、本みたいな形だから、いつも片付け方に困っていたパズル、本棚に収納できるわ」とか、「このどうに...
エッセイ

なんでもない会話で笑い合えることがなによりも幸せ

「アンパンマン」と言えない0歳の頃から、息子はアンパンマンが大好きだ。 言葉を少しずつ話せるようになる中で、どんな子も「アンパンマン」と発音するのはむずかしいと思う。「アン・パン・マン」よく似た響きの単語が3つも組み合わさっているのだから無...
エッセイ

毎日一緒に過ごしているから

「子どもの成長はあっという間だよ」 息子の成長を実感するたびに、この言葉が頭に浮かぶ。息子が生まれる前、まわりの先輩パパママたちから聞いていた言葉だ。いまぼくは「本当だなぁ‥」と実感すると同時に「あぁ、そういう意味だったのか」とも思う。以前...
エッセイ

忘れたくないことを書こうと思う

日常の中には、忘れたくない出来事がある。特に息子が生まれてから、そんなことが山ほどある。だけど、残念なことにぼくはとにかく忘れっぽい。例えば、読書が好きでよく本を読むけれど、内容はほとんど覚えていない。ぼくにとって読書とは、記憶が薄れないう...
エッセイ

ただのまるい君が愛しい

我が家には2歳の息子がいる。 そんなことできるようになったの?そんなこと話すようになったの?そんな風に考えるようになったの? 毎日一緒に過ごしていても変化に気づくくらい、どんどん成長している。 よく「よそのお家の子の成長は早い」と言う。ぼく...
不登校の経験から

落ち込んでいる人を心配するときに、心に留めておきたいこと

心配とは、他人を思いやる優しい心です。その優しさは必ず、人が生きる上で心の支えになります。 大切な人を心配する気持ちは、大切な分だけ大きくて強いもの。 特に、親が子を心配する気持ちというのは、素晴らしい未来に導いてあげたい思いから、より一層...
エッセイ

会えてはいないけれど、ちゃんと会えていたんだ

ぼくの祖父母で唯一健在の、父方の祖母。ナンプレやぬりえが趣味の、今年94歳。とても元気な祖母だ。昔はちょっときつ目の性格だったけれど、いつの間にか、優しさのかたまりを人の形にしたような人になった。 二ヶ月前、両親と妹と一緒に、施設で暮らして...
不登校の経験から

不登校だったとき親に言われて嬉しかった言葉

はじめましての方へ 最初にちょっとだけ自己紹介をさせてください。もう知っているよっていう方は、目次からタイトルをクリックして本文におすすみくださいね。 はじめまして、八田です。ぼくは、小学6年のときに友人関係での些細な悩みから不登校になりま...
エッセイ

息子の散髪をするたびに思い出す祖母の言葉

2歳の息子、散髪するのは何度目だろう。いつからか数えなくなった。「短くなって洗いやすかったでしょ」 お風呂上がり、散髪したての息子の髪を乾かしながら妻が言った。 ついさっきまで、目にかかるくらいに伸びていた息子の髪。 「うん、乾くのも早いな...