自信がないことの良さもある

自信を持つことは大切ですよね。
なにかに挑戦するとき、確実に前にすすむ力になります。

ぼくは、これまでの活動の中で色々な挑戦をしてきました。

そう言うと、自信がある人だと思われるかもしれません。
でも、ぼくはいまだに自信を持てないでいます。

やりたいな、やろうかなって思うことも、
「自分にできるだろうか、大丈夫だろうか」と、すぐに心配する癖があります。

これって、確実に前にすすむ力や勢いにかけますが、
決してマイナス要素ばかりでもないなと思ったんです。

というわけで、今回は自信がない良さについてポジティブに書いていこうと思います。
もしあなたが自信がなくて悩んでいたら、ぜひ読んでみてください。

Image by Markus Spiske from Pixab

ぼくが考える、自信がないことの良さは、
「うまくいかない状況も想像通りだからそんなにへこたれない」ということ。

自分の身の丈を知っているということです。

そんなこと言われたってべつに嬉しくないよー!と思われるかもしれません。
でも、ぼくとしてはけっこう大切なことなんです。


なにかに挑戦していると、誰だってどこかで必ずつまづきます。

自信のない人はうまくいかない状況を受け入れる強さを持っていると思うんです。

失敗をしたときに心が折れてしまう人は、
自分は絶対大丈夫といった自信のある人なのではないでしょうか。

「自分が失敗するはずがないんだ」と疑いもせずそう思っていても、人生には自分ではどうしようもできない困難がやってくることがあります。

でも反対に自信のない人は、失敗もちゃんと想像として描けているんです。
なにかにつまづいたり、立ち止まったりってけっこう慣れっ子だったりします。


自信のない人が失敗しても「ま、こんなもんだと思ってた」って具合に、
期待をしていない分精神的ダメージは抑えられます。

こうして並べてみると、自信のない人の方が強いんじゃないかとさえ思えてきました。


気の持ちようだけの話ではありません。

自信のない人は、慎重に物事をすすめます。
自信がないため、その分準備に余念がありません。

だから多少転んでも、大きな失敗にはつながらないんですよね。

ぼくは小学6年生のとき自分でも気づかないうちに、ストレスをため込んで学校に行けなくなりました。

大人になったいまでも、その頃の経験から「自分はそんなに強い人間ではないぞ!」と思っています。

「無理をするといつ壊れてしまってもおかしくない」と分かっているんです。

ちょっとしんどいなという日が続くとき、
「自分はこんなことでへこたれない、絶対に負けない」と思うことはありません。

自信がないので「ちょっと自分よ、無理せず休もうぜ!」となります。

その方がいいなって思うんです。
これもぼくは自信がないことの強みだと自覚しています。

どうか、自信がないと思われる方は、
そのことを悲観しないでいてください。
自分らしい歩みで、じっくりやっていきましょう。

それからぼくは、自分は自信を持った人間か、持てない人間か。
と考えるよりも、ある物事や考え方においては自信がある、ない。
と、考える方がいいと思っています。

なにかに夢中になって打ち込むことで、
たくさんの知識を得たり、得意になりますよね。
そんな風に一つずつ自信のあることを増やしていけるといいなって。


また、時間や回数を重ねたことで、緊張せずに向き合えるようになると、そのことに対して自信が持てたり。

ぼくは、自信がないことの良さも生かしながら、そんな風に、取り組んでいることや考え方の中に自信を見つけていきたいです。





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