不登校だったとき親に言われて嬉しかった言葉

はじめましての方へ

最初にちょっとだけ自己紹介をさせてください。
もう知っているよっていう方は、
目次からタイトルをクリックして本文におすすみくださいね。


はじめまして、八田です。

ぼくは、小学6年のときに友人関係での些細な悩みから不登校になりました。

そして、不登校を通じて出会った友達とバンドJERRYBEANSを結成し、
今年(2021)で24年目になります。

きっとこのブログを開いてくださった方は、
不登校に関する悩みを持っておられる方が多いですよね。

ぼくは、一不登校経験者として、自分の考えや思うこと、
当時の自分や親に伝えたいことをブログ記事にしていきます。
このブログサイトの「不登校の経験から」のカテゴリーにまとめていきます。

「不登校」と一括りに言ってもその理由や状況など皆さんそれぞれに全然違います。
また、ぼくはカウンセラーでも不登校の専門家でもありません。

ですので、皆さんの悩みを解決できるというわけではありませんが、
ぼくの経験や考えを通じてあなたの心が少しでも軽くなれば嬉しいです。

あなたの笑顔がお子さんにとってなにより大きな力になります。
あなたとあなたの大切な人が少しでも安心して過ごせますように。


不登校だったとき親に言われて嬉しかった言葉

僕が不登校だったとき、母は講演会に行ったり本を読んだりして、
不登校を知ろうとしてくれました。

カウンセリングで相談にのってもらい、
不登校親の会で色々な人の体験を聞き、
ぼくとの向き合い方を考えてくれました。

母は、そんな場に行くようになった頃から、
ぼくを変えようとするのではなく、
自分が変わろうとしてくれていたように思います。

そんなある日、母がぼくに言った言葉があります。
ぼくは嬉しくて、今でもその出来事をおぼえています。

誰かの話を聞いてきた母が、
家に帰ってきて嬉しそうにこう言いました。

「不登校になる子は、感受性が豊かで優しいんやって!!」

それは、聞いてきたことをただ伝えるような口調ではありませんでした。

共感の思いを乗せて嬉しそうに、
母自身の言葉としてかけてくれたようでした。

不登校はとにかくダメなことだと思っていたあの頃、
なんだか不登校していることを褒められたような‥そんな驚きがありました。

この言葉をかけてもらって嬉しかったですし、
またなによりも、母が喜んでいたことが嬉しかったです。


ぼくは当時、不登校になったことで、
親を悲しませたことがものすごく辛かったです。

また、深刻そうに悩んでいる親の姿を見て、
「自分の人生はこれからどうなるんだろう‥」と不安でいっぱいでした。

でも母は、色々な人と出会い様々な考え方にふれ、
ぼくと向き合ってくれました。

「学校に行くことが全てではない」

母は、そう考えるようになってから、
気持ちが楽になったそうです。

「学校に行くことが全てではないからね」

そう言ってくれたことで、ぼくも心を休めることができました。

不登校を認められなかった親が、
そこに行き着くまでにどれだけの葛藤があったのか。

親が不登校を理解しサポートしてくれたおかげで、
ぼくは自分の調子を取り戻し、少しずつ元気になっていきました。

当時、親が笑っている姿を見ることは、
ぼくにとってなにより心休まる時間でした。

大切な人に、できるだけ笑顔で過ごしてほしい。
誰もがいつもそのことを望んでいます。

そして、みんながそうあるために、
楽しく過ごせる時間はどんどん意識して作ることが大切です。

そして、少しでも心に余裕が生まれることで、
自分に合った選択をしながら生きていける。

子どもも大人も、誰もが自分らしさを大切に、
心から安心して過ごせますように。

長いブログを、最後までお読みいただきありがとうございました。





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