とにかく食べることが好きな息子。
〝よく食べるキャラ〟が定着している。
この間、親戚のおじさんから「これからもいっぱい食べるんだよ」と、お弁当箱をもらった。
ものすごく気に入った様子で、かなりテンションが上がっていた。
マトリョーシカのように、一つにまとめては出して、またまとめては出して。
息子が喜んでいる姿を見るのは最高に嬉しい。
あと、パパもトイストーリーが好きだから嬉しいぞ。

たまにやってくる、息子とぼくの二人で過ごす休日。
「今日はどうしようかー」と息子に話しかける。
どうしようかなーと言いながら、だいたいパターンは決まっている。
どの公園に行こうか。
お昼ご飯はどうしようか。
お昼ご飯は、コンビニで買ったものを公園で食べるか。
もしくは遊んで帰ってきて、家でチャーハンを作って食べるか。
だいたいこのパターンだ。
休日の午前というのは、うまくスタートを切らないとダラダラと時間が過ぎてしまう。
ちょっとそんな流れになりつつあったのだけれど、息子が何かをひらめいたようで動きだす。
トイストーリーのお弁当箱を出してきて、冷蔵庫にあったフルーツを入れだした。
それでぼくもスイッチが入って「公園でフルーツ食べたいってことね!それならせっかくお弁当箱もらったし、お弁当作ろうか!」と盛り上がってきた。
たまご焼きにウインナー、おにぎり、これならすぐに作れそう!
息子もやる気満々。
さっそく、炊飯器の早炊きモードでご飯を炊きながら、たまご焼きとウインナーを焼くことに。

はじめて、一緒にたまご焼きを焼いた。
遊びに出かけるとき、準備の時間がまた楽しかったりする。
息子のテンションもかなり高い。
たまご焼きを焼きながら、
「これね、おべんとう!パパもたべる?いいよー!いっしょにたべようね!」
と、あまりにテンポよく話すのでまた成長を感じた。
小さい頃から、料理ごっこが好きな息子。
実際の料理にも興味を持っているようで、手つきも上手だ。
ウインナーをめちゃくちゃいっぱい転がしてくれた。笑

「アンパンマンのおべんとうばこ、パパにかしてあげる」
と言ってもらったので、ぼくの分はこれに。


完成したたまご焼きを息子が切ってくれて、
ウインナーもそれぞれ、自分用、パパ用と、詰めてくれた。
あまりにナチュラルに取り分けられたウインナーの数がちょっと気になったので、いじわるだけどたずねてみた‥。笑
「あれ、〇〇(息子)くんのウインナー3つで、パパのウインナー2つ?」
それについては、きっぱりとし答えが返ってきた。
「〇〇(自分)ね、からだおっきーから」
パパよりも自分の方が体が大きいからと言って胸を張っていた。
なんならもっと食べたいくらいだ!
という勢いで、あやうく4:1にされそうになったので、つべこべ言わず3:2で手をうった。笑

お弁当作りをしていたので、公園に着いたときにはちょうどお昼時。
さっそくいただきます!ということで。
お弁当作りのバタバタから一転、ゆったりとした気持ちのいい時間。
暑過ぎず、ちょうどいい気候で最高。

「ウインナーめっちゃおいしいわ、パパもたべてみて」の言い方があまりに自然で、
どんどん少年になっていくなと思った。

お箸も上手に使えるようになってきた。

お弁当って、なんでこんなにおいしいんだろう。

生きていると、うまくいかないことばかり。悩み事もつきない。
だからこそ、自分が心穏やかに過ごせる時間をちゃんと作っていきたいと思う。
常にいまをまっすぐに生きている息子の、いましかない成長をいつも感じながら。

これは先日描いてくれた「パパ」の絵です!!いやー嬉しい。
仕上げのヒゲを描くときの勢いがすごかったです^^笑

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