2021-05

エッセイ

ただのまるい君が愛しい

我が家には2歳の息子がいる。 そんなことできるようになったの?そんなこと話すようになったの?そんな風に考えるようになったの? 毎日一緒に過ごしていても変化に気づくくらい、どんどん成長している。 よく「よそのお家の子の成長は早い」と言う。ぼく...
不登校の経験から

落ち込んでいる人を心配するときに、心に留めておきたいこと

心配とは、他人を思いやる優しい心です。その優しさは必ず、人が生きる上で心の支えになります。 大切な人を心配する気持ちは、大切な分だけ大きくて強いもの。 特に、親が子を心配する気持ちというのは、素晴らしい未来に導いてあげたい思いから、より一層...
エッセイ

会えてはいないけれど、ちゃんと会えていたんだ

ぼくの祖父母で唯一健在の、父方の祖母。ナンプレやぬりえが趣味の、今年94歳。とても元気な祖母だ。昔はちょっときつ目の性格だったけれど、いつの間にか、優しさのかたまりを人の形にしたような人になった。 二ヶ月前、両親と妹と一緒に、施設で暮らして...
不登校の経験から

不登校だったとき親に言われて嬉しかった言葉

はじめましての方へ 最初にちょっとだけ自己紹介をさせてください。もう知っているよっていう方は、目次からタイトルをクリックして本文におすすみくださいね。 はじめまして、八田です。ぼくは、小学6年のときに友人関係での些細な悩みから不登校になりま...
エッセイ

息子の散髪をするたびに思い出す祖母の言葉

2歳の息子、散髪するのは何度目だろう。いつからか数えなくなった。「短くなって洗いやすかったでしょ」 お風呂上がり、散髪したての息子の髪を乾かしながら妻が言った。 ついさっきまで、目にかかるくらいに伸びていた息子の髪。 「うん、乾くのも早いな...